PC選びの重要な判断
自分にPCは本当に必要か?
「インターネットで何かを発信したい!」「仕事を効率よくしたい!」等の「攻めの目的」がある方は絶対パソコンを1台用意するべきです。
では、パソコンが必要ない方とは?
あなたはスマホかPCのどちらかでこのブログをご覧になっているわけですから、その中の「スマホだけで満足」という方はPCが必要でないということです。
「スマホだけで満足」と言う方は主に、「情報収集」や「通信」等、「受け目的」のツールとして使用されているのだと思われますのでPCは特に必要ではありません。
(「攻め」「受け」と表現しましたが、短い言葉で頭を整理するのが私流でして、どちらかが優れているとか言うつもりはありませんのでそこはご勘弁ください。)
自分はPCで何がしたいのか?
それを明確にしませんか?
それさえもよく分からないという方もいらっしゃいますので、たったひとつの判断基準を提案します。
「オンラインゲームをするか?しないか?」
オンラインゲームと言っても「麻雀」「将棋」などの比較的画像の動きが少ないものは並みのスペックで十分ですが、高速な画像処理やレスポンス(反応)を必要とするオンラインゲームをするとなると、高性能(高価格)なPCが必要となります。いえ、PCを揃えるだけではありません、
オンラインゲーマーは、ネット環境、モニター、ケーブルの1本にさえも気を配っていかなければなりません。
もし、オンラインゲームを楽しみたいのであればそれなりのスペックのPCを準備なさって「安物買いの・・」にならないようにすることを強くお勧めします。
私はオンラインゲームに興味がないので、「オンラインゲームしない派」としてお話を進めていきたいと思います。
大したスペックではありません。「え?こんなショボいPC使ってるのか?」と言われるかもしれませんが、おっさんの頭のレベルに見合ったPCでして快適に使っております。
デスクトップか?ノートか?
どちらでもOKです。 ・・・でも
デスクトップが断然おすすめ
その理由は、「作業性」と「拡張性」に優れているからです。
ノートPCの利点は「持ち運びができる」「停電しても使える」「見た目がおしゃれ?」これしか思い浮かびません。
10年ほど前にノートPCを使っていたのですが、停電は経験しませんでしたし、どこかに持ち運んだ記憶もありません。
また最近では、ノートPCの利点をスマホがカバーしてくれていることも見過ごせない理由です。
ノートPCの欠点は、拡張性が乏しいことです。
メモリ増設やCPU交換以外にPCのスペックを上げる方法が殆どない上、故障時の対応も難しいのです。
例えばモニターやキーボードが壊れたら「ほぼ終了」です。モニターの交換はおそらく素人では出来ないでしょうし、キーボードも何かのKEYが一つだけでも反応しなくなったら使い物にならないでしょう。
その点デスクトップは、キーボードやモニターだけ交換することは勿論、故障時のパーツ交換も素人で何とかなることが殆どなのです。
こんなパソコンでどうでしょう?
私が使っているスペック程度のPCなら中古で2万円くらいで売られています。(2020年現在)
なにせ、かれこれ8年以上このPCを修理やバージョンアップを重ねながら使い続けていますから、中古市場で安く売られていて当然というわけです。
さて、動画では伝えられなかったことを捕捉しますと・・
ネットサーフィンの他に、Excelの作業、動画編集ソフトPowerDirectorでのHD動画の編集。
5.1チャンネルサラウンドで大迫力の音楽やDVDを楽しむことも出来ます。
このブログの作成もこのPC1台でやっております。
要は「必要にして十分」であることをお伝えしたいのです。
いよいよ! PCを準備しよう!
最低限のスペックとは?
私のPCのスペックを以下に記しました。
「よく分らんが、あんたと同じくらいのPCで満足」という方は、この記事を店員さんに見せればそれなりのPCを用意してくれるでしょう。
CPUインテルの Corei5 (3450 第3世代)
Coreiシリーズは Coreiの後ろの数字が3.5.7.9とあって数字が大きいほど高性能といえます。
また世代を表す数字も大きいほど新しいので高性能という風に考えていいでしょう。
私が使っているCPUは中古で2000円くらいで沢山出回っています。
経験則で恐縮ですが、同じインテルでもCerelonは避けた方が良いと思います。
知り合いは「新しくても所詮Cerelon」と表現していましたが、私も全く同感で体感出来るほどもたついて、安いリース契約の会社のPCは大概Cerelonが入ってる気がします。
メモリ DDR3 12GB
メモリのギガ数も多いほど高性能となります。 このPCを購入した8年前は4GBでしたが、当時はそれでもサクサクと動いておりました。ところがChromeのブラウザの負荷が増大したみたいで現時点では最低8GBは必要かと思われます。(2020年現在)
Cドライブ SSD 256GB(128GBでも可)
Eドライブ HDD 1TB
CドライブとはOSつまり「親分のプログラム」を入れるドライブです。
PCには複数のハードディスクを搭載できますが、このCドライブだけは特別なものと思って間違いありません。
このCドライブは絶対にSSDがおすすめです。スピードが体感的に断然速くなります。
Eドライブは、自分の持ち物を入れるドライブにするとよいでしょう。
例えば、写真、動画、音楽のファイル、ExcelやWordのファイル等々ですから、廉価のHDDで充分です。
ただ重要な点を一つだけ!
CドライブとEドライブは物理的に独立していなければダメです。
パーティションと言って一つのハードディスクを仮想的に2つに分けているパソコンもありまして、ノートPCに至ってはほぼそういう作りになっています。
何年も使っていると必ずどちらかのハードディスクが故障しますが、同時に2つとも故障することはまずありません。
その時、「あ~2つに分けていて良かった~」と思うはずです。
この件については又他のページでお話することがあると思います。それくらい重要なことなのです。
USB3.0ポート 今は3.0が主流なので新品を購入される方は特に意識しなくても大丈夫ですが、中古を購入される方のために記載しておきました。
ビギナーでもモニターは2画面から始めよう!
Excelで何かを作ったり、動画を編集してYOUTUBEにアップしたり・・いえ普通の仕事の作業でも結構です。
PCを攻めのツールとして使用する時、このデュアルモニターは必ず必要になります。
もちろん一つのモニターでも作業は出来ますが、心身にかかる負担が断然違います。
例えば、ネットの記事をみながらパソコンの操作を学ぶたことはよくあることですが、1画面だと記事を読んで画面を最小化してパソコンの操作をしなければならず、「え?どうだったけ?」と何度も同じ操作を繰り返すことが多いのです。
また、Excelを使うなら、なおさら必要になってきます。 WEBから関数やマクロコードを拝借して貼り付ける作業はとても多いですし、2つのExcelファイルを同時に使ったり、関連付ける作業をする時にかかるストレスは半分以下となります。
「まずは1画面で始めて、慣れてきたら2画面にしてもいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、別に特殊な技が必要な訳ではありませんし最初から2画面に慣れる方が良いと思います。
高価で大きなモニター1つよりも、PC2台揃えるよりも、適当なデュアルモニターにしましょうよ。騙されたと思って・・・笑
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